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仕事用電話番号を格安で持つなら?SIMプラン・通話料金・初期費用まで徹底比較

アイキャッチ 節約

仕事用に新しい電話番号を持ちたいけれど、なるべく費用を抑えたい――そんな方に向けて、主要格安SIMやサブブランドの通話プランを徹底比較しました。

データはほとんど使わず、通話中心で運用するケースを想定しています。

この記事を読めば、月額だけでなく初期費用も含めた最適プランを判断できます。

仕事用電話番号を持つときに確認すべきポイント

仕事用電話番号は、「通話できればOK」というケースが多いです。その場合、以下の3つのポイントを確認すると良いでしょう。

  1. 月額基本料
    データ通信量が少なくても、基本料が高いと毎月の固定費がかさみます。
  2. 通話料金と通話オプション
    5分・10分かけ放題や完全かけ放題の有無で、毎月の通話費用は大きく変わります。
  3. 事務手数料(初期費用)
    月額が安くても、契約時の事務手数料が高いと初月の支出が膨らみます。スターターパックやエントリーパッケージで抑えられる場合もあるので要確認です。

各ブランドの詳細と特徴

仕事用電話番号を持つ場合、月額や通話オプションだけでなく、事務手数料や通話料も考慮することが大切です。

ここでは、主要4社の特徴をわかりやすくまとめました。

日本通信SIM 「合理的シンプル290」

月額290円で1GBのデータ通信が付くのが大きな強み。通話オプションは「5分かけ放題」「月70分無料」「完全かけ放題」の3種類から選べます。

通話用としてだけでなく、メイン回線の通信トラブル時に使えるサブ回線としても便利。スターターパックを利用すれば、初期費用を約2,300円に抑えられます。

  • 月額基本料:290円(税込)/データ1GB付き
  • 通話オプション
    • 5分かけ放題:+390円
    • 月70分無料通話:+390円
    • 通話かけ放題:+1,600円
  • 国内通話料:30秒 11円
  • 事務手数料:3,300円(スターターパック使用時2,300円)
  • 特徴:基本料が最安水準で、5分かけ放題オプションで通話中心の仕事用番号を低コストで維持可能です。

povo2.0(au系)

基本料0円・事務手数料も無料で、初期費用をかけずに電話番号を持てます。
通話オプションは「5分以内かけ放題(550円)」と「完全かけ放題(1,650円)」の2種類。
使いたい期間だけトッピングできる柔軟さが特徴で、「必要なときだけ使いたい」人に最適です。

  • 月額基本料:0円(データなしで維持可能)
  • 通話オプション
    • 5分以内通話かけ放題:550円
    • 通話かけ放題:1,650円
  • 国内通話料:30秒 22円
  • 事務手数料:無料
  • 特徴:基本料0円で事務手数料も無料。必要な時だけ通話オプションを追加できるため、初月コストを最小限に抑えたい場合に適しています。

HISモバイル

データ1GBで550円、100MB未満なら280円と段階制になっています。
通話料は30秒9円と安いですが、事務手数料3,300円がかかり、初期コストは高め。
コスト重視で仕事用番号を探している人にはやや不向きです。

  • 月額基本料:1GBで550円(税込)/100MB未満なら280円
  • 通話オプション
    • 6分かけ放題:+500円
    • 完全かけ放題:+1,480円
  • 国内通話料:30秒 9円
  • 事務手数料:3,300円
  • 特徴:通話料は安いですが、月額・初期費用とも4社の中では最も高め。コスト重視の仕事用番号にはあまり向きません。

mineo マイそく スーパーライト

月額250円で維持でき、10分かけ放題(550円)や時間無制限かけ放題(1,210円)が選べます。
他社にはない10分かけ放題があるほか、時間無制限かけ放題の料金は最安水準。
通信速度は32kbpsと低速ですが、通話専用としてなら十分実用的です。

  • 月額基本料:250円(最大32kbps、ほぼデータ不要)
  • 通話オプション
    • 10分かけ放題:+550円(他社にはないオプション)
    • 時間無制限かけ放題:+1,210円(全社比較で最安水準)
  • 国内通話料:30秒 22円
  • 事務手数料:3,300円(エントリーパッケージ不可)
  • 特徴:月額は他社に負けますが、10分かけ放題や時間無制限かけ放題を最安で利用できる点が他社にはないメリットです。長時間通話が多い人や、通話中心でしっかりかけ放題を使いたい人に向いています。

各ブランドの月額

各ブランドの「○○分かけ放題」と「無制限かけ放題」の月額を見ていきましょう。

○○分かけ放題の月額

2ヶ月目以降の通信費は「月額+オプション」の値段になります。

ブランド月額+オプション事務手数料初月合計(目安)
日本通信SIM680円3,300円(スターターパック2,300円)約3,980円(約2,980円)
povo2.0550円0円550円
HISモバイル1,050円3,300円4,350円
mineo800円3,300円4,100円

無制限かけ放題の月額

2ヶ月目以降の通信費は「月額+オプション」の値段になります。

ブランド月額+オプション事務手数料初月合計(目安)
日本通信SIM1,890円3,300円(スターターパック2,300円)約5,190円(約4,190円)
povo2.01,650円0円1,650円
HISモバイル2030円3,300円5,330円
mineo1,460円3,300円4,760円

まとめ:用途別おすすめプラン

  • 初期費用を最小限に抑えたい場合 → povo2.0(0円+通話オプション)
  • 通話中心でバランス重視 → 日本通信SIM「合理的シンプル290」+5分かけ放題(スターターパック利用で初月約2,980円~)
  • 長時間通話やかけ放題重視 → mineo マイそく スーパーライト(10分・時間無制限かけ放題が最安水準)

HISモバイルは通話料は安いものの、月額・初期費用が高めのため、コスト重視の仕事用番号にはあまり適していません。

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