前回の【前編】親のスマホをpovoに番号引き継ぎで乗り換え!機種代が残っていてもOKだった話では、ソフトバンクからpovoへ番号を引き継いでMNP申請を完了するまでの流れを紹介しました。
今回はその続き、povo2.0のSIMカードが届いてから開通手続き、実際の通信速度レビューまでをまとめます。
「povoのSIMカードっていつ届くの?」「開通の流れが分からない」
そんな方の参考になるよう、実際に届いた順番どおりに時系列で解説します。
10月18日 朝9時、ヤマト運輸のコンパクト便で到着!
10月16日にpovoアプリで申し込み、
翌17日に「発送準備中」のメールが届き、
18日の朝9時にはヤマト運輸のコンパクト便で届きました。
封筒を開けると、内容物は次の3点です。
- SIMカード
- 紙製の簡易CDケースのような説明書
- SIMピン
封筒はスリムで、受け取りもスムーズですね。
povoアプリから「povo2.0への切り替え/SIMの有効化」を実行
povoアプリを開き、ホーム画面から「povo2.0への切り替え/SIMの有効化」をタップします。
ただし注意点として、切り替え可能時間は9:30〜20:00まで。
早朝や夜遅くはボタンが押せません。
今回はちょうど18時台だったので、そのまま手続きに進みました。
SIMカード裏面にあるバーコードをスマホのカメラで読み取るか、手動で番号を入力して登録します。
数秒で「有効化が完了しました」と表示され、登録完了。
シンプルで分かりやすい手続きでした。
切り替え完了メールを確認してSIMを挿入
数分後に届いた「切り替え完了」メールを確認し、スマホにpovoSIMを挿入します。
この時点で旧回線(今回の場合はソフトバンク)は自動的に停止し、新しい回線に切り替わります。
APN(通信設定)の手順
次に、インターネット通信を行うためのAPN設定を行います。
設定方法はiPhoneとAndroidで異なります。
●iPhoneの場合
iOS15以上の機種では、APN設定は不要。
SIMを入れただけで自動的に通信が有効になります。
●Androidの場合
「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」を開き、
新しいAPNを追加します。
| 項目 | 入力内容(例) |
|---|---|
| 名前 | povo2.0(任意の名前) |
| APN | povo.jp |
| APNプロトコル | IPv4 / IPv6 |
保存して選択したら、スマホを再起動します。
動作確認:発信・通信テスト
再起動後、まずは発信テスト用番号「111」(通話料無料)へ電話をかけてみます。
「この電話はテスト用です」と音声が流れたらOK。
次に、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信を確認。
問題なくインターネットに接続できれば、開通完了です。
通信速度レビュー:povo2.0のリアルな印象
実際に速度を計測したところ(平日18時)、
| 項目 | Fast.com | みんそく |
|---|---|---|
| 下り | 15Mbps | 10.22Mbps |
| 上り | 2.7Mbps | 1.08Mbps |
| レイテンシ/Ping | 38ms(空いてるとき) 562ms(混雑時) | 44.0ms |
| Jitter | — | 19.28ms |
体感としても、SNS閲覧やYouTubeの視聴、地図アプリなどはストレスなく動作しました。
LINE通話やメール程度なら十分。
速度よりも料金を重視したい人にはちょうどいいバランスです。
まとめ:Povoはコスパ重視派に最適!
今回の開通体験をまとめると——
- 申し込み翌々日の朝にはSIMが到着
- 有効化ボタンを押すだけで数秒で開通
- iPhoneはAPN設定不要、Androidも簡単設定
- 通信速度は安定、日常利用には十分
SIMカードの差し替えと設定さえ済ませば、誰でも簡単に開通できます。
「スマホ料金を節約したいけど、乗り換えは難しそう」という方にもおすすめです。
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